離婚・モラハラ

サイレントモラハラとは 心が不健康になる前に行動を

しばられる

サイレントモラハラとは

サイレントモラハラとは、一般的なモラハラのように暴力やひどい言葉を言ったりするモラハラとは違います。

攻撃的なモラハラ言動がなく、精神的に追い詰めることをいいます。

具体的には相手に気をつかわせるような空気感をだしたり、相手を自分の思い通りにコントロールするモラハラ行為です。

殴る蹴る等の態度や言葉はなく、静かなモラハラなので「サイレントモラハラ」や「ソフトモラハラ」と呼ばれています。

このような知識がなかったため、私も元夫にモラハラされていてもそれがモラハラだと15年以上も気付かずにいました💦

体験したサイレントモラハラ例

元夫は機嫌が悪くなると一週間から三週間ぐらいは私を無視することが結婚当初からありました。

最初は気になりましたがいつのまにか機嫌がなおっていることが多いので、「波があるんだ」とか「またか」とか思うようになり何度そのようなことがあってもなんとも思わず麻痺していました。

子どもが生れてからも変わらず、私が原因になることに限らず自分に気にくわないことがあると私を無視するようになりました。

「私が何かしたんだろうか・・」といつもお伺いを立てている様な雰囲気。

大事な話は機嫌を伺ってからする毎日。

ドアをわざとバタン!と音をたてて閉めたり、珈琲が入ったままのマグカップをドンッと大きな音を立てて置きシンクだけではなく壁に珈琲が飛び散ることもありました。

ご飯を一緒に食べなくなり、食費が1人分減るんだからと生活費を減らしてきました。

ハート

攻撃しても大丈夫な人

元夫にとって私は「攻撃しても大丈夫な人」だったのだと思います。

私が何か悪いことをしたわけでもないのに、「そう感じるお前が悪い」とか「やめてほしいのはこっちだ」と被害者面することが多かったです。

「気付かないのが悪い」「察しろ」と言葉で言わなくても態度や舌打ちで言われている感覚です。

自分がどうしたいのか、私にどうしてほしいのかは言わずに人の態度が気に入らないと心理的な攻撃をしてくる状況。

それを「暴力がないだけマシ」、生活費が減っても「くれないよりマシ」と自分で自分をごまかしてきたのは私です💦

自分の考えが麻痺してしまって、普通がわからなくなっていたのは事実です💦

日常の「おはよう」「ただいま」「おかえり」「ありがとう」「おやすみ」がなくなり、会話がなくなって1年もの無視につながりました。

私のみならず息子にまで。

どうしてそういうことをするのか、そしてまた1年も続けられるのかは謎。

離婚の話には応じるも・・

「どうして別れたいのか自分で原因をつくったのわかる?」の質問にも

「そっちだってあの時は・・」と論点をすり替えてくるのがモラ夫。

でも、その時の私の中には「あっ・・こういう時は会話してくれるんだ」という変な安堵もありました。

さすがに離婚の話を無視するわけにはいかなかったんでしょうね。

しばられる

でも、結局離婚をする直前の話し合いでは、自分がほしいのは娘の親権だけと言い張り、

「息子の分の養育費もオレが払うの?」

という言葉には驚愕とともに吐き気がしました。

自分の思い通りになり、自分が損しなければすべてO.K.の考え方。

息子の成長のためにお金を払うということを知らないとしてもこの言動はゆるされるものではないと思いました。

まとめ

サイレントモラハラという言葉をしらず、自分がモラハラされているということを気付くまで何年もかかってしまいました。

知識がないっておそろしいことですね。

もっと早く自由になればよかった。

モラハラ夫は自分が一番大事です。

都合の悪い事を自分のものとして認識しません。

話し合っても話が通じず、都合の悪い事は認めません。

そして、嫌がらせは何度も続きます。

同じような思いをされている方がいたら、加害者から離れることをおすすめします。

自分の苦痛は自分しかわからないのですから、不健康になる前に行動することが大事だと思います。