不登校の子がN高校の単位認定試験に挑む
単位認定試験は、通信高校に通っている人が受けなければいけない定期試験のことです。
通信制高校は最低でも74単位を取得しなければ卒業することができません。
もちろん点数を満たさなければ赤点もあり卒業がおくれてしまう可能性もあります。
中学校で2年半不登校だった息子がN高校の通信コースに進み、なんとかレポートをこなしてたどり着いた単位認定試験。
一般的にいうと難易度はおそらく構えるほどではないといえる程度の様です。
でもね、うちの息子の場合は2年半中学校に行っていないのでほぼ勉強がわからないわけです💦
英語や数学は致命的。
100点満点中30点を取れば単位取得ということですが、それも危ういと思っていました。
息子より親の方がびびっていた感じです💦
更に、単位認定試験は会場に足を運ばなくてはなりません。
ほぼ引きこもりの息子を何とか会場に連れていくことも必要でした。
そんな我が家の体験談です。
単位認定試験前
N高校にはwebマイページがあり保護者にもログイン権限が与えられて勉強の進捗や成績が確認できます。
スクーリングについてもそのページから確認できますし、メールも子供に入るのと同じものを保護者も受信しています。
単位認定試験については、2日間にかけて行われることと試験場所のみがマイページに記載されてありました。
えぇっ~!!のんきな私たち、マイページには何度見ても未更新。
メールを確認したものの見つからず💦
休日のため電話もつながらず、メールも返信なく・・・
途方にくれていたところに2か月以上前のメールに単位認定試験の内容を発見。
早く来すぎて見逃していた模様。。
いいわけですが、N高校はふだんからメールがとても多いんですよ💦
マイページが更新されていなくても焦らずメールをさがしてみてくださいね。
でも、時間のみで何のテストをやるのか教科は書いていなかったので、また不安になりました。
本当に大丈夫なんだろうか。。と。
HR 9:00 ~ 9:20
1コマ目 9:30 ~ 10:10
2コマ目 10:20 ~ 11:00
3コマ目 11:10 ~ 11:50
4コマ目 12:00 ~ 12:40
5コマ目 12:50 ~ 13:30
こんな感じで教科はかかれていませんでした。
単位認定試験当日
1月の晴れた朝、単位認定試験でした。
所属しているキャンパスではなく、専門学校を借りて試験をするようでした。
N高校は1学年に2万人の同級生がいるということなので、学校に入りきらないんでしょうね💦
駅の出口を出ると同じく試験を受けに来たと思われる同年代の子がチラホラみえはじめました。
試験会場に着くと私以外にも親がたくさんいて、ホッとする私(笑)
私だけじゃなかったなぁと思いながら靴を脱いで息子が会場に入っていく所を見届けました。
前日までは不安な様子が見られたので、結果はどうあれ会場に足を運べて試験を受けられたことにうれしさを感じてしまいました。
試験はタブレット端末で行われ、テスト時間は1科目40分。
うちの子はわからないものもあり半分以上は時間をもてあましていた模様。
でも、2日間の試験を無事終えて帰ってきました。
試験成績、赤点で追試
単位試験の成績はN高校のマイページに記載されます。
保護者もIDがあるので見ることができます。
テストの内容は、ほとんどレポートの確認テストから出題されているようでした。
マイページの左側にはいままでのレポート提出の点数が教科別であり、単位認定試験は赤枠の中にあります。
だいたい3日ほどで採点されている模様。
100点中30点が合格とのことで、赤点となったものは「追試を受ける」のボタンがありますが、テスト内容と同じということでした。
11教科のうち二つが赤点となりましたが、その後追試をうけてクリア。
こちらは点数に満たなければ何度でも試験を受けられます。
まとめ
最初は心配だった通信高校もスクーリングにも行き、なんとかレポートを期限通りに提出し、幸いにして単位認定試験にたどりつくまでとなりました。
親としてはとりあえず高校を卒業してほしい思いわかりますよね💦
レポートも文句言いながらもなんとかコツをつかんだ模様です。
高校1年生の単位25単位は取ることができそうです。
N高校は積極的な子だととてもたのしいと思いますが、うちのように通信のみであまり発言をせずの子にとってはやはり勉強は苦痛でしかないようです。
ただ、そういった子にでもある程度勉強をすれば単位をとりやすくしてくださっているN高校に感謝しかありません。
2年生はスクーリング兼ねた修学旅行が沖縄であり、4~5日と泊りがけとなります。
次の難関はそれかなぁと思っています。