離婚の無料弁護士相談へ
離婚はしたいけど、このまま印を押して終わりではなく、養育費や生活費を確保しなくては子どもを養っていけない。
でも、それには私の知識では乏しいので弁護士の無料相談に行ってみることにしました。
30分無料相談というところが多い中で、50分まで無料というのは良心的と思い訪問しました。
弁護士事務所なんて初めてなので、少し緊張しましたよ。
服装や髪型、靴等ちょっと気にしながら予約した時間通りに訪問。
朝1番の時間だったのですが、インターホンを押しても誰も出てくる気配がなく困っていると、「あぁ、ごめんなさいねー」とラフな格好の40代くらいの女性がカギを開けてくださり会議室に通されました。
そしてその女性が、スーツに着替えてきて弁護士先生だったと判明。
ちょっと緊張がほぐれましたよ^^
コロナ禍においての、面談はアクリル板越しに行われました。(うつっちゃった💦)
相談を始める前に、電話で受付の人に少し理由を話していましたが改めて用紙に記入。
弁護士さんからのヒアリングから始まりました。
夫と私の年収や子供の年齢や意志、養育費を請求する場合の相場や裁判になった時の弁護士費用等も説明されました。
どう話を進めていいのか心配していましたが、そこはプロなのでお任せしてヒアリングしてもらった方が話が早い印象です。
弁護士さんのお話の後に、自分の聞きたいことを箇条書きに書いてきたので確認。
ネットで調べると色々と見解がわかれることもありますが、スパッと答えていただけると明確になりスッキリしました。
「あなたに非はない」という言葉は、これから動く私の自信につながりました。
夫からの1年間の無視、生活費の減額、普段は仕事帰ってきたら部屋にこもること、家事育児は私が全部やっていること、子ども達の意思や様子等、思っていたよりも詳しく細かいことまで聞いてくるんだなという印象。
弁護士さんに確認したこと
1.夫が離婚協議書に納得しなくて調停離婚を申し立てると言っているがどうすればいいか
A.「経緯を聞いているとあなたに非はないので調停離婚を向こうから仕掛けてきたらラッキーと思え」。正々堂々と本当のことを言えばいいとのこと。
費用負担は向こうだし、慰謝料もとれるかもしれないよと。
この言葉、本当にうれしくて「やったるで!」という気になりました(笑)
でも、できれば協議離婚で進めた方がいいともおっしゃっていました。
そりゃそうですよね。(離婚の9割は協議離婚)
2.「子どもが自分の親権を選べるようになる年齢は15歳以上」とあったので、離婚が成立していないのに子供を連れて別居することは「連れ去り」になってしまうのかを確認。
A.10歳以上の子どもはある程度の自分の意思があるので連れ去りにはならない。
幼児であっても本人の意思は尊重するのでそれは心配することないですよとのこと。
確かに大きくなった子供を連れ去るのは難しいですもんね。
子供の意思に重きを置いていることがわかってスッキリしました。
3.もしも別居した場合、児童扶養手当(ひとり親になった場合のみ)や児童手当は支払われないのか。(離婚が決まらないと養育費や児童扶養手当は支払われなく、児童手当も夫に入るため。)
A.生活費に不安があるのであれば、別居と同時に調停離婚を申し立てるのも一つの手ではある。調停離婚をしているという証明書を発行してもらえば、児童手当類は自分の方に支払われるということがわかりました。
しばらくは大丈夫でも、子ども達はお金がかかってくる年齢なので調停離婚も念頭に入れて別居することにしました。
モラハラは発達障害?!
夫の行動を話していくうちに弁護士さんの方から「旦那さんに発達障害はないのか?」と質問がありました。
考えてもいなかったのでビックリしたのですが、大人になってからの発達障害というのもあり得るとのこと。
私が意に反することをすると大きな音を立てて歩きドアをバタン!と閉めたりします。
何を怒っているのかわからないけど、そういう態度をとることは昔から多々ありました。
一週間から三週間ほどの無視は、出会った頃からあったので「またか、いつかおさまるでしょ・・」と感覚マヒしていた私もいけないですね。
だって、そういうことは一定の人にあることなのではないかと思っていたから。。
こういう感情をコントロールできていないところが弁護士さんに発達障害なのかもしれないと思わせた要素なのかもしれません。
実際そうなのかどうかはわかりませんし、本人にも話しませんが。
すべきことを淡々と進める
・離婚協議書と離婚届の記入捺印し夫に渡す
↓
さっそく養育費について減額しろと難癖つけてきました。
「二人子どもがいるからって倍じゃないんだぞ」とか「相場ってなんだよ」とか今まで無視していた夫が色々言ってきます。
慰謝料や年金分割、財産分与も求めず養育費のみ求めた協議書にもかかわらずです。
そして相変わらず目を見ず、机に脚をのせたまま視線はパソコンをみたままの会話(+_+)
未だ記入してくれない状態。
弁護士に相談してくるとは言っていましたが、自分の悪事はさらさず相場を聞いてきて自分のいいような金額にしそうな予感(><)
・別居先をさがす
↓
離婚届けを記入してくれなくても、子ども達を連れて別居することに決めました。
何件か不動産やさんを回って一か月半が過ぎました。
子どもの校区内でさがすと良さそうな物件をみつけても家賃が高かったり、広さが足りなかったりします。
結局、私のお給料で広さを満たすには古い物件になってしまいますが、致し方ないと思い現在は審査をお願いしています。
・子供たちに理解してもらう
子ども達は、私が夫と話して怒ったり泣いたりしているのを見て知っているので、隠すことなく話すことにしています。
11歳と14歳、思春期真っただ中で反抗的なこともあるけれど、理解してくれる年齢です。
子ども達が私の味方じゃなかったら動きだせなかったかもしれません。
「3人で仲良く楽しく暮らそうっ」と結束しています^^
子ども達の夏休み明け前には引っ越しをしたいと思っています。
まとめ
弁護士さんの相談したことで、自分の今の疑問がなくなり、行動が加速しました。
「やっぱりそうだよね?!」「私が正しいよね?!」という共感は、事情を話した友達からも得られてはいましたが、弁護士先生に言われるとますます確信へと変わりました。
まだ、離婚届に記入してもらっていないので先は長いかもしれません。
夫の態度が不満だと思っても子どものためだと我慢すること7年、急な生活費の減額や無視がモラハラに該当するとは知らなかった私。
今の生活から脱出するため動きだせたことは私にとっての大きな一歩です。
まだ10代の2人の子どもを連れての別居は経済的にも不安は多いですが、前を向いていきたいと思っています。
弁護士さんに離婚相談することで、前に進めました。