子育て世帯生活支援特別給付金
「子育て世帯生活支援特別給付金」という言葉は困窮している子供を持つ親なら聞いたことがあると思います。
コロナ等の影響で世帯収入が落ちてしまった子育て世帯や非課税世帯に児童1人に5万円いただける給付金です。
これは「ひとり親世帯」や「子供がいる非課税世帯」を中心に給付するものです。
私のように離婚したいけれどできない状況で実質ひとり親世帯には恩恵がないと思っていました。
私が住んでいる札幌にも子育て世帯生活支援特別給付金がもちろんあったのですが、ホームページをみていくと「ひとり親世帯以外分」の申請があることに気づきました。
札幌子育て情報サイト← 札幌では「ひとり親世帯以外」となっていますが自治体によっては「ふたり親世帯分」となっていることもあるようです。
ひとり親世帯分以外の支援特別給付金
ひとり親についてや非課税世帯についての給付金の話はテレビのニュースやネットでよく話題になっていますが、「ひとり親世帯以外」のことは話題にならないので全くしりませんでした。
さっそくコールセンターへ電話しました。
対応してくださった方によると、
「非課税ではなくひとり親にも該当はしないけれど別居したことで家計が急変し困窮しているということは該当する」
と言われ申請書を送っていただきました!(所得制限あります)
もともと受給資格がある非課税の方やひとり親の方へは通知が行き特別に手続きをしなくても振り込まれるそうです。(最短は2021年6月に振込済み)
でも、DVやモラハラ等で別居した人にはもちろん通知はきません。
問い合わせをしないとわからないことでした。
2022年2月末まで各自治体で受け付けしているので、私も該当するかもと思ったら問い合わせてみるといいですよ。
厚生労働省の通知はこちら→子育て世帯生活支援特別給付金
申請主義の原則
申請主義の原則とは、何らかの行政上の要件に当てはまっても、本人の申請がない限り、支援などはされないという原則です。
生活の状況が変わっても戸籍や住民用等が動かないと自治体としては対応ができない状況です。
その手続きも自分から動かないといけないので、わからない人はわからないままで申請すらせず損をする可能性があります。
恥ずかしがらず面倒がらずに聞くこと、調べることで助成金などの取りこぼしをなくすることができると改めて思いました。
もちろん収入をあげることが一番なのですが、自分だけではなく子供がいるとどうしても今必要なお金、将来に必要なお金ってありますよね。
いただけるものはきちんと申請していただきましょう。